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海角七号 映画オリジナルサウンドトラック

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とにかく、台湾が好きで、好きで、好きで、仕方がない、

という時期がありました。


なんでだろう?どうしてこんなに?と思っていたんだけれど、、、、


日本人にとって、なんというか、郷愁のような。


今はなき、古き良き日本、

が台湾には残っていたりするみたい。


歴史上いろいろあったけれど、

なんとなく、台湾は家族みたいな感じがするよ。

そして、その気持ちがあふれて止まらない

ところにマッチした映画。

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「海角七号/君想う、国境の南」


この映画は、台北に出て行った若者が、

バンドで成功するという夢に破れて

田舎に戻ってきたところからお話が始まります。


台湾南部の町、恒春。常夏の海辺の町です。


そこで再度、夢を追う若者たちが集まる物語。

日本人モデル役として、中華圏でご活躍の

田中千絵さんがヒロインでご出演されています。

彼女は、同監督の台湾&日本合作映画「セデック・バレ」や、

ジェイ・チョウの名曲、「七里香」のPVにも

出ていらっしゃいますよね。


若者たちが、熱いバトルを繰り広げつつも、

バンドで音楽をやるということを通して、

大切なものを見つけていきます。


そして、物語のキーになるのは、「手紙」

なんと、日本統治時代の1940年代、日本へと

引き上げていったある兵士の恋を綴った

恋文が、数十年を経た現代に配達されてくるのですが、、、


この手紙と、現代の若者の物語がシンクロしながら

進んでいく、斬新かつ、青春な展開が、

胸キュンと、哀愁で胸いっぱいになるのです。


音楽も、当然ながらとても面白いです。

このアルバムは、サントラとして発売されたのは

映画公開した後のことだったそうです。


音楽と、恋文の朗読(読んでいるのは、

奄美大島出身の日本人歌手、中孝介さん)

とが交互に組まれているこのアルバム。

とっても面白いです。


ノスタルジックな雰囲気がたまりません。

映画を見ていない方にも、楽しめる内容ですが、

是非に、映画と合わせて観て聴いてもらいたい110.png


青春、恋、夢、挫折と成功。

戦時下、ご時世柄叶えられなかった恋と、

現代の、まったく違う環境で、

国籍の違う男女が出会って恋をする。

60年を隔てて、手紙を通じて、

二つの恋が交錯しているのがとても面白いんです。


ウェイ・ダーション監督は、セデック・バレ

でも、とっても日本愛を感じました。

まったく違う作風なので、これもとっても

新鮮で、台湾で大ヒットしたのも納得です。


それではまたね、再見~173.png

by fourmonths | 2017-09-26 00:40 | 音楽

四個月と1日。映画と恋と妄想と。


by ゆえぴん